昨日、初めての開催となりました中級者向けの撮影ワークショップを
無事に終えることが出来ました。ありがとうございました。
今回ご参加いただいた方は、趣味としてだけではなく、
お仕事で写真をもっと積極的に活用されたいという事でした。
お仕事は企業相手の広告や企画に関するお仕事で、
デザインにも精通されていることもあり、
デザインにおける写真の効果や占める要素、
写真がダメならお客様はその商品に興味を持たない購入にも繋がらないといった鉄則、
売上やブランディングにおける写真の重要性に関しても
写真のプロであるボク以上に、その役割をしっかりとご理解されておりました。
それとカメラマン=ステキな写真が誰でも撮れる
という図式が必ずしも成り立たないということも経験上良くご存知で・笑
そういった場面で対等にカメラマンと話し合い、指示をする上でも、
自分自身がスキルアップしておくことは決して無駄では無いということも、
受講を決めた理由のひとつとなったそうです。
昨日は参加がお一人様だったこともあり、
終始じっくりとお客様のペースで進めさせていただきました。
内容は中級ですから初級に比べて若干難しくなりますが、
進め方としては初級と同じく座学と実践を交互に繰り返し行いました。
午前中が終わった段階で、もう今日はここまででも十分に満足ですねと(^^)
分からないことを遠慮せず聞けるのはとても良かったです!と仰っていただきました。
午後はレンズを交換し実際に撮影を体験していただく時間も設け、
非常にご満足頂けたようでボクも嬉しかったです。
また定期的に、例えば1年に2回とか3回、
同じ内容のものを受講したいとも仰っていただきました。
学んだことを実践する中で疑問も出来ることも変化してくるという事が主な理由で、
確かに知識を得たことで広がる世界で、新たな問題や疑問を抱えることってありますよね。
(こんなことなら….いっそのこと知らなければ良かった!というアレです)
そういった時に再び学ぶことで、より理解度もあがり本当の意味でのスキルUPもできるというお話でした。
最後には経営や仕事の進め方、広げ方などのアドバイスもいただき、
嬉しいやら有難いやらでとにかく充実した時間を過ごすことが出来ました。
本当にありがとうございました(^^)
色々とヒントをいただいたので、皆さまにそれらを還元できるよう努力したいと思います。
今回は初めての中級者向けと言う事もあり、資料作りや準備にはかなり時間がかかりました。
しかし準備をしながら毎回思うことは、伝えるという事は自分にとっての最高の勉強になるという事。
人に伝えるということは、何よりも完璧に自分自身が理解できていなければなりません。
きちんと理解できていなければ、曖昧な表現であったりいい加減な間違ったことを教える事になってしまいます。
これでは受講料を払っていただいた方に対して申し訳ありあませんし、非常に失礼です。
無料ならば良いでしょう。
しかし有料ならば、金額の大小に関わらず最大限に努力すべきです。
しっかりと時間をかけて内容を練るべきです。
本当にそれで相手が理解できるのか、本当に喜んでもらえるのか、
とは言え個人の能力もありますから、完璧に出来る出来ないというのは勿論あるでしょう。
正直ボクだって理想としている完璧な形ではなかなか出来ないですよ。
その結果もしかしたらご満足いただけない方もいらっしゃるかもしれない。
しかしだからと言って努力しないというのは全然話が違いますよね。
ちなみにスマイルカメラでは都度、
参加者さんのリアクションやご意見を参考にしながら、
より良い形となるよう内容をブラッシュアップしています。
ボクのとこに来てくださる方は、
ワークショップにしても撮影にしても、
絶対に何かしらのご縁がある方です。
ですから単に写真が学びたかった、場所を探していたという事よりも、
価値観であったり内面的な心の部分であったり、
感受性やセンスだったり、そういった何かしらの部分で、
きっと人と人としても、お互いに惹き合う何かがあるのだと思っています。
来てくださった方が、少しでも写真が好きになってくれたり、
上手になりたいと思っていた方が少しでも上達できたり、
家に帰って子供と家族と盛り上がりましたー!とか、
こんなの撮れたんですよ!とか、
レンズ買ったんですよー!とか、
もうそういうの聞かせていただくと本当に嬉しいんですよ。
させてもらって良かったなぁーって心からそう思うんです。
ワークショップのあった夜は必ず妻にもそう話すんですよ。
なぜそこまで思うのかって?
なぜならボクにとって写真やカメラが生きていくための術になっているから。
漁師さんが海や魚に、農家さんが畑や天の恵みに感謝するのと、
まったく同じです。
ですから仕事にも感謝しますし、そこに繋がるすべての事柄に感謝するのです。
写真とは全くの無縁だった妻が、友達の付き添いでたまたま来たのが、
ボクが仲間と共に東京代々木にあるBANDAというCAFEで開催した写真展でした。
ボクと妻はその場所で写真が縁となり出会ったのです。
そう考えるとね、恐ろしいぐらいに写真はボクの人生に大きな影響を与えているんですよ。
ほら、転職してスタジオ始めたのも写真との出会いがあったからこそ。
写真との出会いが無かったら、妻、結婚、子供、転職、龍ケ崎、お会いした皆さん、
その全てのキーワードが無かった世界に今、
もうひとつの違った人生を生きていたということです。
ひー想像できない。
ですからその分感謝もしていますよ。
感謝しているなら写真に恩返ししないと。
そんな思いもあるんです。
それがつまりは、写真を通して幸せのお手伝いをするっていうスマイルカメラの理念でもあり、
写真の素晴らしさや楽しさを沢山の方に知って欲しい、そういう部分にも繋がってくるのです。
ワークショップがきっかけとなり、今まで家の片隅で眠らせていたカメラを手に取り、
ファインダーを覗くだけでも、カメラはきっと喜んでますよ。
カメラにも皆さんにもハッピーになって欲しいんです。
いろいろ書きましたが、
ボクのスマイルカメラのワークショップはそういう場所。
うわーめんどくさー!
って思った方はやめておくのが懸命です・笑
正直自分でもめんどうくさいやつだなと思うのです。
それでいて且つ熱いですからね^^;
でもそれとは逆に、
うわーステキだなー!とか、
共感できるなぁー!
なんて感じた心の美しい方は、
あ、大事なことなので赤い字にしてもう一度言いますよ。
心の美しい方は是非いらしてください。
あなあたにとって最高のワークショップとなるよう、
しっかりと最高の準備をしてお待ちしております。
そしてボクは毎回、参加者さんと笑顔でお会いした時に、
心の中で自信を持ってこう思うのです。
あなたはラッキーです。
なぜならスマイルカメラを選んでくれたから。
めんどくさー・笑
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